にじいろ。
第6章 俺達の夏。
俺の過去を知れば
全て体験済みなんだろうって思うかもしれないけど
あくまで俺は
『奉仕する側』で
後ろを突かれながら
手で乱暴にイカされたことはあっても
愛撫されたり
ましてや
口でシてもらうなんて
一度だってなかった
まーくんの柔らかな口内が
俺のリミッターを強制解除させる
和也「…もうっ……イキそ……あぁぁっっ…!」
中に全部吐き出した白濁を。
ゴクリと飲み込んで
『苦いんだね』って
まーくんが笑った
雅紀「かずが俺の中で溶けた気がした」
『決して交わることはない』
『俺達みたい?』
頭の中でリフレインする
和也「溶けたもん」
まーくんを見つめて言った
和也「まーくんに溶かされた」
ふふっと笑って
まーくんが言う
雅紀「だから
『違うよ』
って言ったでしょ?」
まーくんが立ち上がって
手を差し伸べた
雅紀「行こっか」
また手を繋いで。
元来た道を歩き始めた
全て体験済みなんだろうって思うかもしれないけど
あくまで俺は
『奉仕する側』で
後ろを突かれながら
手で乱暴にイカされたことはあっても
愛撫されたり
ましてや
口でシてもらうなんて
一度だってなかった
まーくんの柔らかな口内が
俺のリミッターを強制解除させる
和也「…もうっ……イキそ……あぁぁっっ…!」
中に全部吐き出した白濁を。
ゴクリと飲み込んで
『苦いんだね』って
まーくんが笑った
雅紀「かずが俺の中で溶けた気がした」
『決して交わることはない』
『俺達みたい?』
頭の中でリフレインする
和也「溶けたもん」
まーくんを見つめて言った
和也「まーくんに溶かされた」
ふふっと笑って
まーくんが言う
雅紀「だから
『違うよ』
って言ったでしょ?」
まーくんが立ち上がって
手を差し伸べた
雅紀「行こっか」
また手を繋いで。
元来た道を歩き始めた