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にじいろ。

第7章 二人の夏。 

俺が動くたびに
かずの身体が揺れて

そのたびに
『一つであること』
を感じる



雅紀「ごめん、もうイクっ…」

和也「イッて… 俺ももう…あぁっっ…!」




ほぼ同時に果てて
かずの上に倒れ込んだ





増えていく、
俺達の『初めて』


きっとこれからも
ずっとこうやって
俺達は一つに還っていくんだ




かずの手が俺の頬に触れる


和也「ありがと…」

雅紀「えっ?」




和也「幸せ」








そう言って
俺の胸の中で泣いた

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