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にじいろ。

第9章 前世の記憶。

…!!!




和也「 …ハァ …ハァ」




夢…?

心臓がバクバクして
掌には汗をかいてる


なんだこれ…





隣りではまーくんが寝ていて
時計を見ると
AM2:15だった


なんだ俺、寝てねぇーじゃん…


ベッドに入ったのは2時過ぎ
じゃあさっきのは
夢じゃないの?


ペットボトルのお茶を飲み干した



腰に
踏み付けられた時の痛みの感覚があった




あのブロンドの髪の女の子は
本当に俺なの?


俺を助けたあの男は、誰?





雅紀「…ん」


まーくんが寝返りを打って
Tシャツの袖が捲れた





痣…





そっと触れてみる


ドクン


心臓が鳴る






…あれ?








知らぬ間に
涙が溢れて頬を伝った

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