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にじいろ。

第9章 前世の記憶。

雅紀「んと、俺も聞いたことあるから」

ホントに?


雅紀「かずにあげるプレゼント買った日だよ。
帰ってベッドに横になったら急に眠くなって
目ぇ閉じたら、真っ白な世界でさ。
聞こえたんだよね、その声が」


潤「へぇー!そんなことホントにあるんだね?」







点と点とが繋がって
一本の線になった気がした


この出会いが必然と感じる理由も
突然居なくなっちゃうんじゃないかって不安も
ひとつに還りたいって感情も
全部わかった気がした


きっとこれが真実なんだ
いや
もし仮に真実じゃなかったとしても
俺とまーくんは繋がってる
繋がってるんだ


生まれる前から僕達は


ずっと、
ずっと…。

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