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にじいろ。

第9章 前世の記憶。

和也「待てないの?」

かずがイタズラっぽく聞いてくる
わかってるくせに

雅紀「待てなかったら、かずはどーすんの?」

和也「俺は、いいよ?」



もうっっ!!



雅紀「だーめ。夜まで待って?」

耳元で囁くと
小さく頷いた



なんでかわからないけど
今はこうしていたかった

かずを抱きしめてると
凄く安心するんだ


雅紀「かずー」

和也「んー?」

雅紀「大好き」

和也「んふふ。俺も♡」


雅紀「かずー」

和也「なぁにぃー?」

雅紀「愛してる」

和也「ん。愛してるよ」


雅紀「何処にも行くなよ?」

和也「行かないよ」

雅紀「俺だけ見てろよ?」

和也「当たり前でしょお?どしたのまーくん?」



雅紀「どうもしないよ」



好きで
好きで
好きで仕方ない

ただそれだけだよ。

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