
にじいろ。
第10章 悪魔なアイツ。
Stormがバンド練習しているという
ライブハウスBLASTは
薄暗い路地を入った
怪しげな場所にあった
もー帰ってもいいですかね…
絶対怪しいもん
『おにーさん、いいのあるよ?』
とか言われそーだもん
斗真「久しぶりっすー」
「おお久しぶりだな。StormならAスタに居るよ」
オーナーらしいその人は
イカつい怖そうなオッサンで
斗真の後に続く制服集団を怪訝そうに見ていた
俺達はペコリと頭を下げて通り過ぎる
『A Studio』
と書かれている重厚な防音ドアが開くと
まるで俺の好みじゃないミキサー音が溢れた
斗真「うぃーす」
ドアの隙間から斗真が顔を出すと
主張する音がフェードアウトする
斗真「悪ぃな、練習中に」
「おー、斗真。
久しぶりだな、入れよ」
中から聞こえて来た声に
ドキッとする
この声の主が、Kazか?
ライブハウスBLASTは
薄暗い路地を入った
怪しげな場所にあった
もー帰ってもいいですかね…
絶対怪しいもん
『おにーさん、いいのあるよ?』
とか言われそーだもん
斗真「久しぶりっすー」
「おお久しぶりだな。StormならAスタに居るよ」
オーナーらしいその人は
イカつい怖そうなオッサンで
斗真の後に続く制服集団を怪訝そうに見ていた
俺達はペコリと頭を下げて通り過ぎる
『A Studio』
と書かれている重厚な防音ドアが開くと
まるで俺の好みじゃないミキサー音が溢れた
斗真「うぃーす」
ドアの隙間から斗真が顔を出すと
主張する音がフェードアウトする
斗真「悪ぃな、練習中に」
「おー、斗真。
久しぶりだな、入れよ」
中から聞こえて来た声に
ドキッとする
この声の主が、Kazか?
