にじいろ。
第16章 君の声が聴こえる。
〜 和也Side 〜
満点の星空の下で
『永遠』を誓った
二人でいる。
ずっといる。
子供の頃に体験した
突然引き離される苦しみは
もう味わいたくはなかった
その日の夜
お風呂に入ってマッタリしていると
まーくんが大きな分厚いアルバムを持ってきた
和也「おそーい」
ちょっと拗ねてみただけなのに
雅紀「待たせてごめんね?」
優しく頭をポンポンと撫でてくれる
ホント、俺に甘いよね?
雅紀「アルバム見つけてたんだよ。見るでしょ?」
高校の入学式の時の写真
黒髪だし
今よりちょっとだけ幼い
中学の修学旅行かな?
学ラン着てる!
翔くんと潤くんも一緒だぁ
ユニフォーム姿でピース
バスケ部の写真だ
似合ってるなぁ…
写真は
俺の知らないまーくんの過去を遡っていく
そして
小学校に入る前の写真の中に
それを見つけた
和也「これって…」
雅紀「俺とかずだね♪」
それは
小さなまーくんと
更に小さな俺が
手を繋いで向き合って
幸せそうに眠ってる写真だった
満点の星空の下で
『永遠』を誓った
二人でいる。
ずっといる。
子供の頃に体験した
突然引き離される苦しみは
もう味わいたくはなかった
その日の夜
お風呂に入ってマッタリしていると
まーくんが大きな分厚いアルバムを持ってきた
和也「おそーい」
ちょっと拗ねてみただけなのに
雅紀「待たせてごめんね?」
優しく頭をポンポンと撫でてくれる
ホント、俺に甘いよね?
雅紀「アルバム見つけてたんだよ。見るでしょ?」
高校の入学式の時の写真
黒髪だし
今よりちょっとだけ幼い
中学の修学旅行かな?
学ラン着てる!
翔くんと潤くんも一緒だぁ
ユニフォーム姿でピース
バスケ部の写真だ
似合ってるなぁ…
写真は
俺の知らないまーくんの過去を遡っていく
そして
小学校に入る前の写真の中に
それを見つけた
和也「これって…」
雅紀「俺とかずだね♪」
それは
小さなまーくんと
更に小さな俺が
手を繋いで向き合って
幸せそうに眠ってる写真だった