テキストサイズ

にじいろ。

第16章 君の声が聴こえる。

〜 和也Side 〜



和也「クリスマスイベントでゲスト出演?」


斗真からの突然の提案に
『はっ?』
ってなった

和也「やだよー。
バンド手伝うのは学祭だけねって言ったじゃんか」

風間「そこをなんとか頼むよー」

村上「二曲だけやねん。頼むわ、ニノ!このとーり!」



えーーーーーー。


和也「いつやんの?
イブならやんないよ?」


まーくんの誕生日は二人で過ごしたいもん


斗真「23日のイブイブ!
高校生オンリーだから打ち上げもないしさ」





街は既にクリスマス一色で
近くのチャペルでプロジェクションマッピングもやってるらしい


斗真「終わったら相葉先輩とデートもできるよ?」






デート。

その響きに



和也「乗った!」





あぁ、俺ってこんなに単純だったっけ?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ