テキストサイズ

にじいろ。

第16章 君の声が聴こえる。

♪赤、白、緑で賑やかな 街の中ヘタクソな
 笑顔で
 隣の君は100%の笑顔をケーキに添えてる
 冬の駅前星空の下に 並んでるサンタクロ
 ース達
 寒い身体とは裏腹このままでいたい

 まだ何も僕ら知らない ありがちだけど
 奇跡帰り道は同じ

 初めて今日初めて こんな素敵な季節と知
 りました
 もう少しあと少し この距離がどうにかな
 らないかな
 今年のお願いはそれにしよう


 雪がチラつく聖なる夜に 頑張ってるサン
 タクロースが一人
 内緒でこの街を出てゆくサンタクロースが
 一人

 まだ何も始まってない バイト抜け出し
 サンタはサンタを追いかけた

 夢中でそう夢中で あの素敵な笑顔に会い
 たくて
 急いでそう急いで 人混みかきわけてだっ
 て君に会いたくて
 このままの僕らじゃ 終われない


 「真っ白な雪の中 なんかケーキの上の苺
 みたい」
 そんなこと言って笑う 君にただ見とれて
 しまうから
 呼吸を整えて 最後に一言
 「メリークリスマス!」 〜♪

ストーリーメニュー

TOPTOPへ