にじいろ。
第16章 君の声が聴こえる。
プロジェクターの映像の雪が
本当にステージに降っているかのようで。
足元のスモークも
積もった雪のように見えた
歌詞のまんま
かずの衣装のフードが
ケーキの上の苺みたいで。
ありがとう、潤!!
潤、様々!!
ライブは大成功の後に終わった。
『めちゃくちゃ可愛かったよ!』
かずにそう声をかけると
照れ臭そうに
『もう二度と着ない!』
と口を尖らせた
せっかく可愛いのに。
ステージで歌ってるかずは
生き生きとしてて
本当に歌が好きなんだね
それと同時に
パフォーマンスする側と見る側とで
距離も感じて
少しだけ寂しい気もする
かずがどんどん遠くに行ってしまいそうで…
ダメだな、俺
かずが楽しんで好きなことをしてる
それを純粋に応援したいのに。
和也「先に帰っていいって!
プロジェクションマッピング見に行こう?」
私服に着替えたかずは
いつものかずで
俺に笑顔を向けてくれる
俺達は
バンドメンバーと潤に声をかけて
翔ちゃん達と共にライブハウスを後にした
本当にステージに降っているかのようで。
足元のスモークも
積もった雪のように見えた
歌詞のまんま
かずの衣装のフードが
ケーキの上の苺みたいで。
ありがとう、潤!!
潤、様々!!
ライブは大成功の後に終わった。
『めちゃくちゃ可愛かったよ!』
かずにそう声をかけると
照れ臭そうに
『もう二度と着ない!』
と口を尖らせた
せっかく可愛いのに。
ステージで歌ってるかずは
生き生きとしてて
本当に歌が好きなんだね
それと同時に
パフォーマンスする側と見る側とで
距離も感じて
少しだけ寂しい気もする
かずがどんどん遠くに行ってしまいそうで…
ダメだな、俺
かずが楽しんで好きなことをしてる
それを純粋に応援したいのに。
和也「先に帰っていいって!
プロジェクションマッピング見に行こう?」
私服に着替えたかずは
いつものかずで
俺に笑顔を向けてくれる
俺達は
バンドメンバーと潤に声をかけて
翔ちゃん達と共にライブハウスを後にした