にじいろ。
第23章 にじいろ花火。
うつ伏せに倒れ込んだ俺と
仰向けに倒れ込んだ智くんの
互いの左手は繋がったままで
火照る身体に
智くんの薬指の指輪の冷たさが心地良い。
乱れた息を整えながら2つの指輪を眺めていた。
智「写真撮ろうか?」
翔「写真?って、今?!」
エッチした後の写真を撮ろうっていうの?
それはダメだよ、智くん!
智「エロイやつじゃないよ?」
翔「えっ?」
智「ふふっ。やっぱり翔くん勘違いしてた(笑)」
翔「なっ…!」
智「顔真っ赤だよ?」
だったら
どんな写真撮るって言うんだよっ!
器用に右手を伸ばして
ベッド下の荷物をガサゴソとやってると思ったら
智「コレ、コレ。」
俺が貰ったレインボーローズの花弁が入ったビニール袋を持ち上げて見せた。
翔「花弁? コレをどうするの?」
智「んーとね、
こーするの。」
智くんがおもむろにビニール袋を逆さまにしたかと思うと
未だ握り合ったままの左手の上から
それをふりかけた。
仰向けに倒れ込んだ智くんの
互いの左手は繋がったままで
火照る身体に
智くんの薬指の指輪の冷たさが心地良い。
乱れた息を整えながら2つの指輪を眺めていた。
智「写真撮ろうか?」
翔「写真?って、今?!」
エッチした後の写真を撮ろうっていうの?
それはダメだよ、智くん!
智「エロイやつじゃないよ?」
翔「えっ?」
智「ふふっ。やっぱり翔くん勘違いしてた(笑)」
翔「なっ…!」
智「顔真っ赤だよ?」
だったら
どんな写真撮るって言うんだよっ!
器用に右手を伸ばして
ベッド下の荷物をガサゴソとやってると思ったら
智「コレ、コレ。」
俺が貰ったレインボーローズの花弁が入ったビニール袋を持ち上げて見せた。
翔「花弁? コレをどうするの?」
智「んーとね、
こーするの。」
智くんがおもむろにビニール袋を逆さまにしたかと思うと
未だ握り合ったままの左手の上から
それをふりかけた。