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にじいろ。

第2章 動き始めた運命の歯車。

和也「何見てんのー?」

雅紀「あ、いや…
そうだ!
かずは昼間どーすんの?」


和也「うーん
何もすることないし
近所の散策でもしょっかな?
バイトでも見つけなきゃなー」


雅紀「まぁゆっくりでいいじゃん
俺もなるべく早く帰るからさ

あっ
携帯教えといて?」

和也「あっ、そっか」



携帯の番号を交換し合う


相葉 かずなり、っと
よしっ




和也「ぷはっ♪」

雅紀「ん?何?」


和也「苗字が『相葉』になってる(笑)」


あっ、そうか
かずは『相葉』じゃないんだ…



雅紀「何だっけ?苗字」

和也「に・の・み・や!二宮和也ね」




二宮和也、っと
よし!


あーもうこんな時間だ!

急いで食べて
食器を片付けた


一旦自分の部屋に戻って
制服に着替える


雅紀「かずー!
俺、もう学校行くけど!」

声をかけると
くるっと振り返って上から下まで舐めるように俺を見たかと思うと


和也「まーくんの制服姿カッコイイーーー♡」

女の子みたいに黄色い声でキャッキャしてた

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