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〜　雅紀Side　〜



雅紀「潤、なんか嬉しそう」

潤「ふふっ。そう？
そういうまーだって、嬉しそうにしてんじゃん？」

雅紀「楽しみにしてたからねぇ」



今日は昼放送でかず達が『サクラ咲ケ』を流す日。
まだこの曲を一度も聞いてない俺たちは
放送室ジャックの話を聞いてから
ずっと楽しみにしてたんだ
だから、いつもは中庭でみんなで弁当を食べるんだけど
今日はかず達が居ないから二人で教室で食べてる。



斗真『はいはーい！失礼しますよー！』

三人『『『おじゃましまーす』』』



潤「おっ。始まったな」



部員A『ちょっと！な、何なんですか、君達は！』



潤「あいつ、演技ヘタ過ぎ（笑）」


放送部の子は二年で
潤の友達だから
放送室ジャックの話が出た時、潤も斗真と一緒に頭を下げたらしい。

二つ返事でOKだったらしいけど（笑）

STORMのことは文化祭でみんな知ってるし
ファンも多い。
三年生への景気付けに是非やろう！ってノリノリだったっていうんだから、ありがたい。



部員B『た、大変です！放送室にSTORMのメンバーが乗り込んできました！』




斗真『あー、あー。
テスト、テスト。

みなさーん！聞こえてますかぁー？』


部員B『うわぁ！やめてぇ〜〜〜！！』



斗真『みなさん、こんにちは！」』

全員『『『『STORMです！』』』』

風間『放送室、ジャックしちゃいました！』

村上『今日は三年生のみなさんに聴いて欲しい曲がありましてね、』

斗真『今からその曲かけるから、先輩達！ちゃんと聞いててくださいよー？』


和也『それでは、STORMで『サクラ咲ケ』！』


かずの曲紹介と共に
ノリのイイ、ポップなSTORMの曲が流れ始めた。