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にじいろ。

第3章 魂の片割れ。

雅紀「…ってなわけよ」


昼休み。
昨日家に帰ってからの出来事を潤に話した


潤「従兄弟ねぇー

取り敢えず、まー的には安心したんじゃね?
おばさんの彼氏じゃなかった訳だし」



まっ、そーなんだけどさ


雅紀「編入試験に合格したら
二学期からうちの学校の一年だからさ、潤も仲良くしてやってよ」

潤「もちろんだよ
一年にも知り合いいっぱい居るしさ、俺からよく言っとくから」

雅紀「助かる。
ありがとね、潤」



かずの制服姿…可愛いんだろうな
いっその事、女子の制服にしちゃえばいいのに

スカート短くしちゃったりしてさ
振り向きざまに『まーくん♡』なんて呼ばれちゃったりしたら…




潤「何、ニヤニヤしてんの?」

雅紀「…へっ?!」

潤「さっきから鼻の下伸びっぱなしだけど?」

雅紀「マジで?!」



じーっと俺を見つめる、潤



潤「まー、お前さ」

雅紀「な、何?」






潤「恋しちゃってんの?」


へ?こ、恋??

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