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にじいろ。

第3章 魂の片割れ。

和也「サッパリしたー♡」

かずが風呂から上がって部屋に上がってきた

雅紀「お帰りー。はい、これ」


ペットボトルのお茶を渡すフリをして
わざとかずのほっぺにくっつけてやった


かず「うほっ♡きもちー♡」


あれ?
予想外の反応だけど
これはこれで可愛いからいっか(笑)



雅紀「そーだ。
かず、ギターやってんの?」

和也「あー、うん。趣味程度にね」

雅紀「ちょっと弾いてみてよ?」

和也「しょーがないなぁ、もう
ちょっとだけよ♡」


左手首につけてた髪ゴムで
器用に髪を縛り始めた

その姿があんまり色っぽくて
直視することが出来なかった



俺、ドキドキしてる…?




和也「ハイ、準備オッケ♪」

髪を縛ると
ギターケースに手を伸ばした

中から出てきたのは
ギブソンのアコギ



なんでこんなイイもん持ってんの…?

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