にじいろ。
第29章 決意の朝に。
〜 和也Side 〜
雅紀「行こ…?」
まーくんが突然手首を掴んだ。
その場所が、熱い…
階段を登って
俺達の部屋に入ると
もう一度ギュッと抱きしめてくれた。
雅紀「もう、離さないから…」
まーくんが俺をゆっくりとベッドに横たえる。
雅紀「愛してるよ、かず。…愛してる。」
啄むようなキスをして
呪文のように
何度も
何度も
言ってくれた。
薄く開けた唇から差し込まれる柔らかな舌に
翻弄されながらも夢中でそれを追いかける。
和也「ふぁっ… んん、っっ…」
身体が熱い。
キスだけで
こんなになっちゃうなんて
どんだけだよ、俺。
雅紀「かず、可愛い…
俺のキスで感じたの…?」
和也「だっ、て…」
雅紀「もっと
感じてる声、聞かせて?」
囁かれた直後に
ピチャ、と耳の中で水音がして
和也「やぁんっ…!」
身体がビクッ、と震えて
女の子みたいな高い声を上げた。
そのまま耳朶を
首筋を
這うようにゆっくりと舐め上げられて
身体の芯が疼く。
和也「まーく…んっっ…も、触っ…て…?」
雅紀「ダメだよ。もっともっと俺を求めて?」
俺だけを求めて…?」
雅紀「行こ…?」
まーくんが突然手首を掴んだ。
その場所が、熱い…
階段を登って
俺達の部屋に入ると
もう一度ギュッと抱きしめてくれた。
雅紀「もう、離さないから…」
まーくんが俺をゆっくりとベッドに横たえる。
雅紀「愛してるよ、かず。…愛してる。」
啄むようなキスをして
呪文のように
何度も
何度も
言ってくれた。
薄く開けた唇から差し込まれる柔らかな舌に
翻弄されながらも夢中でそれを追いかける。
和也「ふぁっ… んん、っっ…」
身体が熱い。
キスだけで
こんなになっちゃうなんて
どんだけだよ、俺。
雅紀「かず、可愛い…
俺のキスで感じたの…?」
和也「だっ、て…」
雅紀「もっと
感じてる声、聞かせて?」
囁かれた直後に
ピチャ、と耳の中で水音がして
和也「やぁんっ…!」
身体がビクッ、と震えて
女の子みたいな高い声を上げた。
そのまま耳朶を
首筋を
這うようにゆっくりと舐め上げられて
身体の芯が疼く。
和也「まーく…んっっ…も、触っ…て…?」
雅紀「ダメだよ。もっともっと俺を求めて?」
俺だけを求めて…?」