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にじいろ。

第4章 秘密。

気付いたら
抱き合ったまま朝を迎えていて


穏やかな表情をしたかずが
俺の腕の中で眠っていた

なんて可愛いんだろ

このままずっといたいけど





腕…痺れた…!!!






かずの瞼にそっとキスをすると

和也「ん…うぅん…」


ゆっくり目を開いた



雅紀「おはよう、かず」

和也「もっと♡」



まず、『おはよう』でしょ?
挨拶は基本でしょ?
開口一番、『もっと』ってなんだよ!(笑)

プッと吹き出して
だけどあんまり可愛くて
今度は唇にキスをした




ー ガバッ ー




馬乗りされる俺

和也「今ので目ぇ覚めた♡おはよー、まーくん♡」





あの…

あのね、



朝だからさ、その………






俺の息子さんも起きちゃってます…

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