涙色*遠恋
第1章 『奇跡的な出逢い』
「……涼くんお疲れ様!……
全て終わりました!」
「……マジ?……やったあ♪
終わったあー!
結奈もお疲れ様♪」
「……涼くん……
ほんとにこの度はご協力、
有難うございました。」
「……いえいえ……
楽しかったよ♪」
……と言って……
涼に差し出された手を握り返した。
……ああ私……
胸が熱い……
……私はずっと涼に……
ドキドキしっ放しだった……
「……結奈……
ご飯食べに行こ♪」
……そしてまた私は……
涼の最上級の笑顔にときめいた……
すると涼が、
「……結奈を……
俺の飛びっきりのテイストリーに、
連れてくから♪」
……と言ってまた……
飛びっきりの笑顔を私に向けた。
「……結奈行こ?♪……」
「……ええ……
よろしくお願いします♪」
「……結奈……
またホラ敬語。笑」
「……あ、ごめんね……
涼~」
「……いいよ行こ?……
後、俺のダチも来てるかもだけど、
気にしなくていいから♪」
「……え、いいのかしら?……」
「……うん♪……」
……こうして涼は……
私の手をずっと握ったまま、
駐車場へと連れて行った。
涼と暫く歩いたら駐車場に着いた。