
涙色*遠恋
第5章 『愛しい人』
『……だけど……
結奈の手料理マジで俺、
超楽しみなんだ♪』
『……涼ったら!……
そんなに言ってくれるなら、
頑張って作らなくちゃ!
涼、何食べたい?♪』
『……んー♪……
やっぱり肉系かな?♪』
『お肉いいわね♪』
『やっぱ煮物も迷う。笑』
『……涼可愛いー♪……』
『……むー!……
だって結奈の手料理なんて、
次いつ食べれるか解んないもん!』
『……涼……
またすぐ逢えるわよ♪』
『……んー♪……
じゃあ肉にする♪』
『……了解♪……
涼疲れたからスタミナ、
着けなくちゃ♪』
『……だね♪……
あーマジでめっちゃ楽しみ♪』
……ふふふ……
涼はほんとに可愛いーわ♪
それから車に乗って、
5分ぐらいの場所に結奈が、
行きたいスーパーがあった。
スーパーと言うより、
大型チェーン店みたいな感じだ。
『……結奈ここ?……』
『……ええ♪……
ルウお疲れ様♪』
『……いえいえ♪……
結構デカいな♪行こっか?』
『……そうね♪……』
そしてスーパーの中に入り、
俺は結奈に、
『……ねえ結奈♪……
手繋ごうよ♪』
『……涼♪……そうね♪』
……俺は結奈の……
右手を取った♪
考えて見たら二人で買い物も、
初めての事だった♪
『……涼……
なんだか恥ずかしいわね。』
『……結奈なんかさ……
夫婦みたいだな♪』
『……涼/////……』
……結奈と夫婦かあ♪……
これには俺も言った後で、
めっちゃ照れた!
……だけど……
時間が経てばこんな事も、
当たり前になるんだろうな……
……どうかその時も……
俺の隣には結奈が当たり前に、
居ますように……
