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『……結奈に……
逢いたいな、俺……』






『……え？……涼？……』





『……結奈さ……その3連休……
結奈に逢えないかな？……』

『……あ……』

『……突然でごめんだけど……
結奈あんまり休み無い
みたいだしさ……俺が……
結奈に逢いに東京に行くから♪……』

『……あ、でも……
涼にお金の負担が掛かるわ……』

『……そんな事！……
俺が結奈に逢いたいんだから、
結奈はお金の事なんて、
気にしなくていいんだよ！』

『……でも……』





『……結奈は俺に……
逢いたく無いの？……』





『……ううん、ううん！……
あたしも涼に逢いたい！……』





『……O.K♪……
じゃあ決まりな♪
結奈明日とか都合悪い？』

『……ううん！……
3連休自体突然だったから、
何も予定入って無いわ！
でも涼……
お金ほんとに大丈夫なの？
私も半分出すわね？』

『……俺……
こないだのバイト代そのまま、
手着けて無いからマジで、
大丈夫だからもうお金の事は、
言わないでよ♪
その代わり結奈はホテルだけ、
探せるかな？』

『……涼……
ほんとにごめんなさい。
勿論よ♪
ホテル探しておくわ♪
後で涼に電話すればいい？』

『……ああ♪……
後ちょっと起きてるから、
電話して♪
ごめんな？結奈……』

『……全然大丈夫よ♪……
でもこんなに早く涼に、
逢えるなんてなんだか、
不思議だわ♪』

『……ほんとだな♪……
きっと結奈が仕事頑張ってるから、
神様がご褒美くれたんだよ♪』

『……そうかしら♪……
じゃあ後で電話するわね？』

『……ああ♪……よろしくね！
結奈♪』


こうして涼と電話を切った。


……私は突然……
涼に逢える事になって……
胸が踊って居た……