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声の魔法2

第1章 二人で




それが合図になったかのように、彼の顔が近づいてくる。

私は手で彼の胸を押しかわそうとした。


「ダメ?」

『あの・・・こういうの初めてで・・・』

「マジで?」
私が下を向くと、

「マジ、めぐみちゃん可愛い。」と、さっきより強く抱きしめられ、彼はおでこにそっとキスを落とした。


幸せを感じた。



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