10年愛
第1章 『初恋』
お母さんとケーキを食べて居たら、
お父さんが仕事から帰って来た。
「……ただいまー♪……」
「……あ、華恋!……
お父さん帰って来たわよ♪」
「……はあい♪……」
私は玄関までお父さんを、
出迎えに行った。
「……お父さん!……
お帰りなさい♪」」
「……お、華恋♪……ただいま♪」
私はお父さんを出迎えに行く事が、
毎日の日課になって居た。
何故ならお父さんも私は大好き
だったのだ♪
「……貴方……お帰りなさい♪
直ぐ夕飯にします?」
「……いや……
先風呂はいるかな~
汗でびちょびちょなんだ!」
「じゃあお湯溜めてくるわね?」
「……ああ、有り難う♪……」
お父さんはテーブルの上の、
ケーキに気が着くと、
「……お!……
美味そうだな♪」
と言ってケーキを一口食べた。