10年愛
第1章 『初恋』
食べてみたら凄い美味しい、
イチゴケーキだった♪
「……お母さん♪……
めっちゃ美味しい♪
何処のケーキ?」
「2丁目の角に新しいケーキ屋さん、
出来たじゃ無い?そこの、
ケーキよ♪」
「……わあいいなあ♪……
お母さん行ったの?」
「……ええ……
華恋も行きたい?」
「……うん。行きたい♪……」
「じゃあ今度の日曜日に、
お父さんと皆で行こうか♪」
「……うん♪……
わあい。楽しみー♪」
「そう言えば華恋、
転校生どんな子だったの?」
「なんかめっちゃ女の子に、
人気あったよ♪
それが華恋の隣の席に、
なっちゃったの。笑」
「……あらあら……
じゃあ凄いイケメンくんなのね♪
良かったじゃ無い、華恋♪」
「良く無いよー。お母さん!
クラス中の女子達の視線めっちゃ、
感じるんだから!」
「……まあ!……
そんなイケメンくんなら、
お母さんも見てみたいわ。笑
今度の授業参観日楽しみだわ♪」
「……お母さんったら!……
お父さんにいいつけちゃおう。笑」
「……いやあね、華恋……
冗談よ。笑」
アハハ♪
私は若くて綺麗なお母さんが、
大好きだった。
お母さんにはなんでも私は、
話して居た。