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片思い

第2章 中学生

日曜日、親友と二人喫茶店の前まで行くと、コロンの香りの先輩が私達に気付き、中へと誘ってくれた。


『いらっしゃい。ここ座って。』


『・・・』


私の横はコロンの香りの先輩ではなく、その友達。


『嬉しいなぁ、来てくれて。』


『はあ。』


誰だっけ、この人?
いつも先輩と一緒にいる人としか認識していない。


『一度話してみたかったんだ。』


『はぁ・・・』愛想笑いするのがやっと・・・。


三年生の女子も何人かいる。なんか睨まれてる?


気のせい?


すぐに、来るんじゃなかった・・・と

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