素晴らしき世界
第3章 愛したい?愛されたい?
【ニノside】
嵐にしやがれの収録が終わり、
相葉さんと翔さんと一緒に楽屋へ向かう。
相「今日の収録、笑ったわ」
櫻「まさか、ラップチューするとはね」
「ほんと、Jもやなフリするよ……」
後ろを振り返ると、少し離れたところで
リーダーとJが話をしている。
なぜかJがリーダーにペコペコ謝っている。
「何やってるの?あれ」
翔さんと相葉さんに後ろを見るように促すと
櫻「あぁ、あれね……」
相「仕方ないよね……」
「えっ?どういうこと?」
櫻「ようやく一歩、前進するかもね?」
相「あとはニノ次第かな?」
2人で勝手に話が進んでいく。
「何だよ、俺次第って……」
楽屋の扉を開けて中に入る。
ソファーに座り、
テーブルに置いていたDSを開く。
櫻「ニノってさぁ……
リーダーのこと好きだよね?」
ビックリしてDSを落としてしまった。
「えっ?はっ?なっ、何言ってるの!」
相「わかりやすいんだから、ねぇ?」
翔さんがウンウンと頷いている。
すると、Jとリーダーも楽屋に入ってきた。
松「そんなに俺に八つ当たりするなら
本人に言えばいいじゃん」
大「言えるわけないじゃん」
相「えっ?リーダー、何を言うの?」
相葉さんがニヤニヤしている。
大「何って……」
櫻「相葉さん、松本さん、
俺たちお邪魔だから帰りましょう」
松「そうだね、翔くん 」
相「ありゃ、お邪魔なのね。
じゃあね、リーダー、ニノお疲れ!」
3人は楽屋を後にし
俺とリーダーだけが楽屋に残った。
いつも俺の隣に座るはずのリーダーは
その場に立ち尽くしていた。
重い空気が楽屋を包み
いてもたってもいられなくて、
「俺も帰るね、お疲れリーダー」
荷物を持ちリーダーの前を通って
楽屋を出ようとした瞬間、腕を掴まれた。
「リーダー?」
振り返るとリーダーは
じっと俺を見つめていた。
「離してよ、痛い……」
大「嫌だ」
「えっ?」
掴まれた手に力がまた入った。
大「ねぇ、俺だけのニノになって」
掴まれた腕を引っ張られたかと思ったら
ギュッとリーダーに抱きしめられていた。
リーダーの心臓の音が胸に当たる耳に響く。
「それって……」
大「好きだよ、ニノ」
俺は返事の代わりに背中に手を回し、
ギュッと抱きしめ返した。
嵐にしやがれの収録が終わり、
相葉さんと翔さんと一緒に楽屋へ向かう。
相「今日の収録、笑ったわ」
櫻「まさか、ラップチューするとはね」
「ほんと、Jもやなフリするよ……」
後ろを振り返ると、少し離れたところで
リーダーとJが話をしている。
なぜかJがリーダーにペコペコ謝っている。
「何やってるの?あれ」
翔さんと相葉さんに後ろを見るように促すと
櫻「あぁ、あれね……」
相「仕方ないよね……」
「えっ?どういうこと?」
櫻「ようやく一歩、前進するかもね?」
相「あとはニノ次第かな?」
2人で勝手に話が進んでいく。
「何だよ、俺次第って……」
楽屋の扉を開けて中に入る。
ソファーに座り、
テーブルに置いていたDSを開く。
櫻「ニノってさぁ……
リーダーのこと好きだよね?」
ビックリしてDSを落としてしまった。
「えっ?はっ?なっ、何言ってるの!」
相「わかりやすいんだから、ねぇ?」
翔さんがウンウンと頷いている。
すると、Jとリーダーも楽屋に入ってきた。
松「そんなに俺に八つ当たりするなら
本人に言えばいいじゃん」
大「言えるわけないじゃん」
相「えっ?リーダー、何を言うの?」
相葉さんがニヤニヤしている。
大「何って……」
櫻「相葉さん、松本さん、
俺たちお邪魔だから帰りましょう」
松「そうだね、翔くん 」
相「ありゃ、お邪魔なのね。
じゃあね、リーダー、ニノお疲れ!」
3人は楽屋を後にし
俺とリーダーだけが楽屋に残った。
いつも俺の隣に座るはずのリーダーは
その場に立ち尽くしていた。
重い空気が楽屋を包み
いてもたってもいられなくて、
「俺も帰るね、お疲れリーダー」
荷物を持ちリーダーの前を通って
楽屋を出ようとした瞬間、腕を掴まれた。
「リーダー?」
振り返るとリーダーは
じっと俺を見つめていた。
「離してよ、痛い……」
大「嫌だ」
「えっ?」
掴まれた手に力がまた入った。
大「ねぇ、俺だけのニノになって」
掴まれた腕を引っ張られたかと思ったら
ギュッとリーダーに抱きしめられていた。
リーダーの心臓の音が胸に当たる耳に響く。
「それって……」
大「好きだよ、ニノ」
俺は返事の代わりに背中に手を回し、
ギュッと抱きしめ返した。