素晴らしき世界
第30章 僕らの48日間
「そろそろ……お開きだね」
グイッと残っていたビールを流し込んだ
翔ちゃんの目線の先には俺の隣で
横に頭をコクリコクリと揺らしている
相葉さんが映ってるんだろう。
「そんなに飲んでたっけ?」
サラサラと締めのお茶漬けを食べているJ。
「まぁ、いいんじゃない。
今日は解散で?明日もライブあるしね」
リーダーらしい事を言ってるけど、
きっと早く帰りたいだけ。
そんなツッコミを心ではしているけど、
俺も今日ばかりは早く解散していただきたい。
テーブルに置いてあるスマホで
時間を確認する。
皆様……空気を読みましょう。
「お邪魔ものは……退散しますか?」
ニヤリと俺を見て笑いながら、
翔ちゃんが立ち上がる。
「翔さん、まだ飲み足りないでしょ?
良かったら部屋くる?」
「いいねぇ」
「じゃあ俺は……」
「「付き合うよね?」」
そそくさと部屋を出ようとしたリーダーは
首根っこを翔ちゃんとJに捕まれる。
ご愁傷様。
この2人に捕まったら逃げる事はできないよ。
「嫌だぁぁぁ、寝かせてぇぇぇ」
俺に助けを求めて手を伸ばすけど、
今日ばっかりは助ける事は出来ない。
「頑張れ、リーダー」
「薄情者ぉぉぉぉ」
「ニノ、素敵なホワイトクリスマスを」
ホワイト……クリスマス?
窓の外を振り返ってみたけど、
雪なんて降ってない。
「翔さん、それエロっ!」
「えっ?ナニナニ?何がエロいの?」
急に息を元気を取り戻すリーダーと
同じ疑問を俺も持った。
「ニノは隣で笑っている人に聞いたらいいよ」
翔ちゃんの目線の先には
笑いを堪えきれず肩を揺らしている相葉さん。
もう、バレバレじゃん……
グイッと残っていたビールを流し込んだ
翔ちゃんの目線の先には俺の隣で
横に頭をコクリコクリと揺らしている
相葉さんが映ってるんだろう。
「そんなに飲んでたっけ?」
サラサラと締めのお茶漬けを食べているJ。
「まぁ、いいんじゃない。
今日は解散で?明日もライブあるしね」
リーダーらしい事を言ってるけど、
きっと早く帰りたいだけ。
そんなツッコミを心ではしているけど、
俺も今日ばかりは早く解散していただきたい。
テーブルに置いてあるスマホで
時間を確認する。
皆様……空気を読みましょう。
「お邪魔ものは……退散しますか?」
ニヤリと俺を見て笑いながら、
翔ちゃんが立ち上がる。
「翔さん、まだ飲み足りないでしょ?
良かったら部屋くる?」
「いいねぇ」
「じゃあ俺は……」
「「付き合うよね?」」
そそくさと部屋を出ようとしたリーダーは
首根っこを翔ちゃんとJに捕まれる。
ご愁傷様。
この2人に捕まったら逃げる事はできないよ。
「嫌だぁぁぁ、寝かせてぇぇぇ」
俺に助けを求めて手を伸ばすけど、
今日ばっかりは助ける事は出来ない。
「頑張れ、リーダー」
「薄情者ぉぉぉぉ」
「ニノ、素敵なホワイトクリスマスを」
ホワイト……クリスマス?
窓の外を振り返ってみたけど、
雪なんて降ってない。
「翔さん、それエロっ!」
「えっ?ナニナニ?何がエロいの?」
急に息を元気を取り戻すリーダーと
同じ疑問を俺も持った。
「ニノは隣で笑っている人に聞いたらいいよ」
翔ちゃんの目線の先には
笑いを堪えきれず肩を揺らしている相葉さん。
もう、バレバレじゃん……