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素晴らしき世界

第31章 向かい合わせ

【あとがき】

最後まで『向かい合わせ』を
読んでいただきありがとうございました。

このお話はさちえさんの作品の
『僕は君を連れてゆく』【第37章 背中合わせ】の
Another storyとして書かせていただきました。

さちえちゃんのお話のメインは
和也と潤だったけど私の中でずっと
翔と雅紀の存在が気になっていていました。

色々とこうなのかな?って考えてたら
それをどうしても書きたくなって、
さちえさんにお願いしたら
快く承諾してくれました。

さちえさん、本当にありがとうございます。

当初は引越し先で大野さんと出会って
今度はちゃんと翔が人を好きになるって
話を書くつもりでしたが全く違うお話に(笑)

私の中で雅紀は決して嫌いで
離婚したいと言ったんじゃなくて
気持ちを確かめるための最終手段を
使ったってイメージしてました。

ちゃんと自分の事を考えて欲しかった。

翔は優しかったとは思うんだけど、
雅紀が欲しかった優しさをくれなかった。

『夫婦』としての優しさじゃなくて、
『みんなと同じ』優しさしかなかった。

それがきっと寂しかったんだと思うんですよね。

だからこそ別れる時に『好き』って
言ってもらって本当に嬉しかった。

でもそれは『別れる』と言ったからこそ
翔は自分の気持ちに気がついてくれた。

それを無しにはできなかったんです。

変に真面目なんですよね、雅紀って。

その辺りを書いている時は、
ビックリするくらい『泣けた』の
エモが押されていました。

私も結構、辛かったです(泣)

だからこそ2人を幸せにしたいって思って
翔と雅紀を再会させました。

そこで再び登場した和也と潤。

特に潤は翔に幸せになって欲しいと
願っていたと思います。

たぶん一番近くで翔を見てきたから……

そして本当は翔と恋するはずだった
大野さんが恋したのは雅紀でした(笑)

実は告白しかけた場面がありまして……

でも見事に邪魔されて、
最終的に翔の気持ちをアシストする結果に。

何気にそのシーンが男らしくて好きです♡

なので最後は大野さんにも幸せになって欲しくて
おまけのお話を書かせてきたきました。

そしてその中で和也と潤にも……

勝手に子どもを作ってごめんね?(笑)

あとがきを含め、最後まで読んでいただき
本当にありがとうございました♡

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