素晴らしき世界
第14章 可愛すぎる理由
【翔side】
「ねぇ、翔ちゃん……」
腕枕されならが上目遣いで俺を見る。
おねだりするときは
いつも『翔ちゃん』と呼ぶ。
「なに?智」
サラッとした髪を撫でる。
俺と同じシャンプーの匂いがする。
「もう一回、シよ?」
「だーめ」
俺の言葉を聞いて膨れっ面をする。
うっ、可愛い……
「お願い……」
今度は目を潤ませながら俺を見る。
『いいよ』と言いたくなる気持ちを
グッと堪える。
「明日、VS嵐の収録で
身体動かすでしょ?」
智の身体の負担を考えると
これ以上はできない。
「ケチ―」
俺の腕枕から離れて、
背中を向けてしまった。
「智、こっち向いて」
何も答えてくれない。
「さーとーし」
答えてくれないので、呼ぶのを止める。
すると、チラッとこっちを見る。
目が合うと慌てて逸らす。
その姿がまた可愛い。
今度は、背中を向ける。
ガサガサとシーツの音で、
智がこっちを向いたことがわかる。
「翔……」
小さい声で俺を呼ぶ。
でも、俺は聞こえないフリをする。
「ねぇ、翔……」
まだ振り返ってやらない。
「ごめん……翔」
智の声と共に背中に温もりと
吐息が掛かる。
俺はクルリと身体を反転させ、
「俺もシたいんだよ?」
智の身体をギュッと抱きしめる。
「ホントに?」
俺の胸に包まれている智が
嬉しそうに見上げる。
「ホントだよ」
智の手を下半身に誘導する。
「あっ……」
顔を真っ赤にする智。
智の掌には反応しかかった
俺のモノが当たる。
触れるだけで、
また熱を帯びて形を変える。
「信じてくれる?」
「うん……」
下を向き、恥ずかしそうに返事する。
「俺も我慢するから、智も我慢して?」
智はゆっくりと頷く。
「ありがとう」
智の髪に頬を寄せた。
「翔ちゃん……」
「ん?」
「また腕枕してくれる?」
「もちろん」
そんなおねだりなら
いくらだって聞いてあげる。
智が俺の胸に頬を寄せ、目を閉じる。
暫くすると、
規則正しい吐息が聞こえてきた。
智の寝顔を見つめる。
ライブではあんなにカッコよく
ダンスを踊り、歌を歌うのに、
俺の前では本当に可愛くて。
そして明日はメンバーに会う。
また、可愛い智に出会える……
「ねぇ、翔ちゃん……」
腕枕されならが上目遣いで俺を見る。
おねだりするときは
いつも『翔ちゃん』と呼ぶ。
「なに?智」
サラッとした髪を撫でる。
俺と同じシャンプーの匂いがする。
「もう一回、シよ?」
「だーめ」
俺の言葉を聞いて膨れっ面をする。
うっ、可愛い……
「お願い……」
今度は目を潤ませながら俺を見る。
『いいよ』と言いたくなる気持ちを
グッと堪える。
「明日、VS嵐の収録で
身体動かすでしょ?」
智の身体の負担を考えると
これ以上はできない。
「ケチ―」
俺の腕枕から離れて、
背中を向けてしまった。
「智、こっち向いて」
何も答えてくれない。
「さーとーし」
答えてくれないので、呼ぶのを止める。
すると、チラッとこっちを見る。
目が合うと慌てて逸らす。
その姿がまた可愛い。
今度は、背中を向ける。
ガサガサとシーツの音で、
智がこっちを向いたことがわかる。
「翔……」
小さい声で俺を呼ぶ。
でも、俺は聞こえないフリをする。
「ねぇ、翔……」
まだ振り返ってやらない。
「ごめん……翔」
智の声と共に背中に温もりと
吐息が掛かる。
俺はクルリと身体を反転させ、
「俺もシたいんだよ?」
智の身体をギュッと抱きしめる。
「ホントに?」
俺の胸に包まれている智が
嬉しそうに見上げる。
「ホントだよ」
智の手を下半身に誘導する。
「あっ……」
顔を真っ赤にする智。
智の掌には反応しかかった
俺のモノが当たる。
触れるだけで、
また熱を帯びて形を変える。
「信じてくれる?」
「うん……」
下を向き、恥ずかしそうに返事する。
「俺も我慢するから、智も我慢して?」
智はゆっくりと頷く。
「ありがとう」
智の髪に頬を寄せた。
「翔ちゃん……」
「ん?」
「また腕枕してくれる?」
「もちろん」
そんなおねだりなら
いくらだって聞いてあげる。
智が俺の胸に頬を寄せ、目を閉じる。
暫くすると、
規則正しい吐息が聞こえてきた。
智の寝顔を見つめる。
ライブではあんなにカッコよく
ダンスを踊り、歌を歌うのに、
俺の前では本当に可愛くて。
そして明日はメンバーに会う。
また、可愛い智に出会える……