偽りの好きも好き
第1章 求めてる
(只の性欲処理)
乱れ、喘ぎ、感じてる中
頭の中では冷静に
そんな言葉が出てきた。
裕二がドアに鍵をかけた後の事なんか
正直、どの流れでこうなったか
覚えてない。
いつの間にか、
狭いソファに裕二は座って
私はその裕二の上に、跨って
対面して、そう、腰を振ってるだけ
(別に裕二とヤるのは初めてじゃない)
だから虚しい。
私の気持ちはどうしたらいいか
どこに向けたらいいのか
やればやるほど、辛い。
「きもちいい?」
不意に裕二に聞かれ
悟られないように
裕二をぎゅっと抱きしめて
耳元で囁いた。気持ちいいよって
今日は1日中
裕二と恋人ごっこだ。
私は耐えたらいいの
そう自分に言い聞かせた
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