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オムツン

第15章 十五枚目

それから数日間、私はぼんやり過ごした。

仕事をしていても、あの日の出来事が頭をよぎった。

おむつを履く生活は続けていた。

毎日のように飲んで帰る訳にも行かず、あの店に行くのは我慢していた。

ただ、あれは全て私の妄想で、実際には起こっていないことだったらどうしようか、と思って店に行くのが怖かったのもある。

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