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オムツン

第16章 十六枚目

私は後ろ髪を引かれながら、エレベーターを待った。

風俗店のドアは開けっ放しで、中の明かりが廊下まで延びていた。

いっそのこと、風俗店でヌイてもらおうか、とヤケクソの気分になった。

しかし、多分、今の私はただ射精しても満足できないだろう、と思いとどまった。

エレベーターが上がってくる。

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