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オムツン

第16章 十六枚目

5階にエレベーターが止まり、扉が開く。

私はそのままやるせない気分で乗り込もうとした。

そのとき、目の前で出てくる人にぶつかりそうになった。

まさか乗っているなんて思ってもいなかったので、慌てて謝る。

「あっ、ごめんなさ…」

「あれ?ケント君?」

え?

そこにはキョウコちゃんが立っていたのだった。



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