テキストサイズ

オムツン

第29章 二十九枚目

「それでは…オムツンにかんぱ~い!」

「乾杯!」

キョウコちゃんが音頭を取って、グラスを合わせる。

まだ正式に開店はしていないものの、店はきっと上手くいくだろう。

私はキョウコちゃんとの出会いから振り返って、少し感傷的になってしまった。

おかしな出会いに、おかしな依頼を受け、こんなところに辿り着いた。

バーのお客や女の子達を話題にして、私達は楽しくお酒を飲んだ。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ