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オムツン

第32章 三十二枚目

後方でドアが開き、また誰かが入ってきた。

足音からして、数人。

誰だ…?

数人は神山の横に並んだ。

ほとんど下着の意味をなさないような卑猥なブラジャーやパンティを身に付けた女たち。

…知っている。

私は彼女達のことを知っている。

ママと、キョウコちゃんと妹二人だった。

「紹介しよう。私の妻と娘三人だ」

神山がケレンたっぷりに言う。

…もう何が本当で、何が嘘かわからない。

私はもう、そうだったのか、と受け入れるしかなかった。

神山の手のひらの上で弄ばれていた気持ちになった。

「これでわかっただろう?私が君の奥さんとセックスしても君には文句を言う余地がないのだよ。だって、君も私の妻や娘達とセックスしていたのだから」

残念そうなふりをして、神山はため息までつく。

しかし、本当は楽しんでいるのだ。

目が笑っているのを隠せていない。

「まあ、時間はこれからいくらでもある。十分に楽しませてくれ」

神山はソファーに腰掛け、マスターが用意したワインに口をつけた。

キョウコちゃん達が私を誘惑する。

抵抗できないまま、四人の女達に口付けされ、乳首やちんぽを弄ばれる。

私は…感じてしまう。

妻の前で。

妻は私の様子を見て床に這いつくばったまま、私の足の指先をなめ始める。

キョウコちゃんが太股に座り、私の勃起したちんぽを膣内に導く。

前にも増して、締まりがいい。

私はすぐに射精してしまう。

しかし、ちんぽは勃起したままだった。

マスターが何かクスリを仕込んだに違いなかった。

私は神山の前で、彼の妻や娘達のおもちゃになった。

妻はいつの間にか、地獄のような快感の中でよがっている私を嬉しそうに見上げていた。




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