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オムツン

第6章 六枚目

街の中心から少し外れ、彼女は大通りの歩道から、ビルの角を曲がって裏通りに入った。

私は角から裏通りの様子をうかがう。

明るいが、人通りはない。

彼女が歩いていく姿が見える。

あっ!

彼女がビルに入った!

私は慌てて裏通りを走る。

見失ってしまう!

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