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オムツン

第6章 六枚目

そんなことを考えながらも、私は彼女を追いかけ続けた。

胸はドキドキしている。

彼女は急がず、立ち止まらず、歩いていく。

歩道はショーウィンドウの明かりに照らされて、彼女の影がくるくる回る。

情けない私は彼女の後をついていく。

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