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オムツン

第11章 十一枚目

「じゃ、いきましょ」

「行くって…どこへ?」

「いいから、きて」

彼女は私の手を取って、席から立たせると、店の奥に歩き始めた。

彼女は十分におしっこを吸収したオムツを履いているので、少しがに股で、よちよち歩く。

私は手を引かれて、ついて行く。

ボックス席の奥のドアを開けて、更に進む。

初対面の私が彼女に手を引かれて店の奥に入っていくというのに、店主は何とも思わないのだろうか?

私達に見向きもしなかった。

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