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「 先生 × 生徒 」

第7章 秘密の秘密


「 唯ちん 」



彩が近寄ってきた。
慎くんが貰えないんだったら、彩を思いきり愛す。



「 彩ちんーっ 」



私は彩に抱きついた。
強く、強く、慎くんに抱きつくとは違うような抱きつき方をした。



「 唯どうした? 」



私から彩に抱きつくことなんて、あまりないから驚いたようだ。



「 ううん 」



彩に慎くんと付き合っていることを話そうかとも思ったが、彩を信じていない訳ではないけど、話して何かがあってみんなにバレるのが怖いから、話すのは保留にした。

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