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現代好色一代男

第5章 O

かくいう私も意地悪だ。 

秋桜に性的なものをもとめないとしながら、秋桜という女の心に眠っている女として、いや、雌としての本能に訴えかけるようにけしかけた。 

私は秋桜を一切みずさらには触らない。 

ただ、優しくシャツの上から肩をもむように言葉をかける。  

秋桜は肩を揉み続けるが、 手持ち無沙汰であり 私に抱きついてきた。

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