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現代好色一代男

第5章 O

秋桜は、私が黒のボクサーパンツを残して脱いだので、脱がざるを得なかった。 
 
だから、秋桜は脱いだ。  
 
ブラとショーツを残して。  

だか、私は関心なさげにあえて見ない。 
 
私は古ぼけたベッドにうつ伏せで寝転がり、中年の男の体を秋桜の目にさらにみせつけた。 

私がうつ伏せになることで、男根をみせない。 

暗に秋桜とすぐにはやらないが、 いずれにしろ男と女。 
雄と雌。 
 
となることはわかりきった 既成事実なのである。

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