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キョウダイ

第18章 育ての親






そんなあたしの気持ちも。


悠ちゃんには何もかも見透かされてるような気がして。


優しく触れられて。


甘いキス。


甘い愛撫。


悠ちゃんの舌と指で何度もいかされて。


繋がった瞬間は激しくて。


『好きだよ、葵。ずっと昔から……』


繰り返される言葉。



あたしの気持ちは聞かずに。



一晩中、優しく愛を与えられ続けた。





これで、いいんだ。




あたしは悠ちゃんの手を選んだ。




もう迷わない。




優しい腕の中で過ごして行きたい。




それが最善な道だと思えた……。

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