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村上「おい、出んでええんか？」


聖輝「あっはい。」


ピッ


聖輝「もしもし？」


相葉『もしもし？ねぇ、まだ？』


聖輝「えっ？」


相葉『まだあいつら家にいるの？さっさと追い出してよ！』


聖輝「あっいや…その…」


相葉『早くしてよ！』


プチッ


聖輝「……。」


渋谷「おっおい…まーくんからか…？」


聖輝「…あっはい、ちょっと大学の課題の資料を写メして送ってほしいって…」


村上「そうか、また電話かかってくるかもしれへんから、今資料写メっとけ。」


聖輝「はっはい！」


僕は適当に講義でもらった資料を写メして、送信したフリをした。


渋谷「送ったか？」


聖輝「あっはい！送りました！」


村上「そうか…何や大学生も大変やな…」


渋谷「せやなぁ…俺らとは無縁の世界やからな。」


聖輝「まっまぁ…」


村上「さてと、もう21時か…そろそろ」


渋谷「涼野！お前の新曲聴いたで！」


聖輝「えっ？！本当ですか？！」


渋谷「おう！CD買ってな。」


聖輝「えぇ？！CD買ってくれたんですか？！」


渋谷「当たり前やがな！可愛い後輩の新曲や、買わへん訳ないやろ！」


聖輝「渋谷さん…！！」


村上「俺もこいつにCD借りてな、新曲聴いたで。」


聖輝「どっどうでしたか？」


渋谷「ええ歌やった！それにお前の歌声は綺麗やったわ…」


聖輝「そんな！渋谷さんの方が何100倍も綺麗ですよ！」


渋谷「いやいや、その高音ヴォイスがまたたまらへんねん！」


村上「せやな、男でその高音ヴォイスはなかなかええ武器になるからな。」


聖輝「ほっ本当ですか？嬉しい…！！」


渋谷「この調子でガンガン行けよ！」


聖輝「はい！」


〜♪♪♪


聖輝「えっ…？！」