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Everlasting Love

第48章 秘密の関係



渋谷「お前らお似合いやと思うねんけどな、俺は。」


村上「あっあほなこと言うな!俺ら男やぞ?!」


聖輝「そっそうですよ!そもそも僕こんな顔の怖い人と付き合いたいなんて思いませんよ!」


村上「かっ?!お前…!!」


渋谷「わははっ!夫婦漫才か?」


村上「ちゃうわボケ!!」


聖輝「もぉ!!渋谷さん!!」


渋谷「わはははー!!」


ピンポーン


聖輝「へっ?」


村上「ん?誰か来たぞ。」


渋谷「宅配便か?」


聖輝「宅配便ってこんな時間に来ますかね?」


村上「いや、来おへんやろ。」


聖輝「ですよね、じゃあ一体誰…が……!!」

嘘…何で…

何でここにいるの…?

ピンポーン


渋谷「誰や?知らん奴か?」


聖輝「あっいえ…あの!ドア開けて右側に行くと階段がありますので、そこから帰ってください!」


村上「はぁ?エレベーターあるやろ。」


聖輝「お願いします!!階段から帰ってください!!」


渋谷「何でや?!」


ピンポーン


聖輝「お願いします!!」


村上「なっ何かよう分からへんけど…帰ろか。」


渋谷「お前…何か悩んでるんか?」


聖輝「えっ…あっ…すみません…」


村上「何かあったら俺らに言えよ、相談乗るから。」


渋谷「せや、俺らの仲やろ!」


聖輝「村上さん…渋谷さん…」


ピンポーン


村上「あぁ、来客者が怒ってるわ、ほなまたな。」


渋谷「また連絡するわ!」


聖輝「はい!おやすみなさい。」


ガチャンッ


聖輝「やばっ…!!」


僕はすぐにオートロックを解除して部屋の片付けをした。

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