Everlasting Love
第9章 甘い一時
あれから光樹くんと別れて、僕は明日の仕事の確認をしていた。
聖輝「えーっと…明日は10時から撮影で…その後は…」
〜♪♪♪
聖輝「?!…電話だ…もしかして…また…」
どうしよう…出るの怖いな…でも…
聖輝「……。」
僕は恐る恐るスマホを手に取って画面を見た。
聖輝「あっ…!」
ピッ
聖輝「もっもしもし!」
相葉『もしもし?涼野くん?今大丈夫?』
聖輝「あっはい!大丈夫ですよ。」
よかったぁ…相葉ちゃんからだ…
相葉『あのね、今度ご飯行く約束してたじゃん?そのことについて話そうと思って。』
聖輝「はっはい!そうですね!えっと…相葉さんはいつ都合がいいですか?」
相葉『それがさぁ…俺今ドラマの撮影やってるんだよね。』
聖輝「ドラマ…ですか?」
相葉『うん!えっとね、14日土曜日の夜9時から三毛猫ホームズの推理っていうドラマが始まるの。』
聖輝「あっ!そうだったんですね!じゃあ…今ものすごく忙しいんですね…」
相葉『うーん、そうだね…朝から夜まで撮影あるからね…』
聖輝「じゃあ…ご飯食べに行くのは…ドラマの撮影が終わってからになりますね…」
相葉『そうなんだよね…』
聖輝「あっでも!時間がある時はゆっくりしてほしいので、僕のことは気にしないでください。」
相葉『いや、でもせっかく昨日会えたんだから…涼野くんとゆっくりしゃべりたいんだよね…』
聖輝「相葉さん…」
相葉『…あっ!明日の夜って空いてる?』
聖輝「あっ明日ですか?明日は…お仕事が夕方に終わるので…はい、空いてますよ。」
相葉『あっ本当に?じゃあ明日会おうよ!俺も明日珍しくスケジュールに余裕があるんだよね!』
聖輝「そうなんですね。分かりました、明日予定空けておきますね!」
相葉『うん!よろしくね!』