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Everlasting Love

第48章 秘密の関係



相葉「1本でも倒したら聖輝の勝ちだね!」


聖輝「んふふ、これは楽勝だね♪」


スコアは145対144。


残り一球でピンの数は5本。


1本でも倒すと僕の勝ち。


運良くピンは左端に固まっているから狙いやすい。


そう…全てはこの一球で決まる。


聖輝「ふぅ……」


相葉「頑張ってー!」


聖輝「……よしっ!」


僕は狙いを定め、リモコンを振った。


ビュンッ


相葉「おおっ!」


聖輝「よし!」

このままいけば…僕の勝ちだ!!

聖輝「やったぁ!僕のか」


ガタッ


「「あっ……」」


僕の最後の投球は…ピンの直前でガターの方向に曲がった。


聖輝「……。」


相葉「……。」


聖輝「そっ…そんなバカな…!!」


相葉「あひゃひゃ!!最後の最後でやっちゃったね〜」


聖輝「おっおかしいよ!!ちゃんと狙ったのに何で急カーブするの?!」


相葉「まぁまぁ!最後だから力みすぎたんじゃないの?」


聖輝「くっ悔しい…!!」


相葉「イェーイ!俺の勝ちー!」


聖輝「ゔぅっ…もっもう一回しよ!!」


相葉「もう一回?するなら違う種目のやつしようよ!」


聖輝「うん!」


相葉「あっ!これすっげぇ面白いんだよ!」


聖輝「チャンバラ?」


相葉「うん!こうリモコンを振って、相手をバシバシ叩くの!」


聖輝「へぇ〜面白そう!」


相葉「よし!これで勝負しよ!」


このあと、僕達はいろんなスポーツを楽しんだ。

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