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村上「曽川さん！」


曽川「どう？話し合いできた？」


村上「はい、収録続けさせてください！お願いします！」


聖輝「お願いします…！」


曽川「……断る。」


村上「は…？」


聖輝「どっどうしてですか？！」


曽川「その顔じゃ収録はできないでしょ。」


聖輝「あっ…」


村上「ハァ…目冷やしてこい。」


聖輝「はっはい！」


僕は目を冷やしにお手洗いに向かった。


曽川「涼野くんって本当素直だよね。」


村上「えぇ、本間に。」


曽川「ふふっ、鬼瓦か。」


村上「なっ何すか？」


曽川「いや、上手いあだ名付けたな〜って思って。」


村上「はぁ？！」


曽川「あははっ！冗談だよ。」


村上「…でも…あいつやったら…許せるんですよ。」


曽川「ん？」


村上「今まで顔のこといじられて…本間に腹立ってキレたこと何回もあったんですけど…今は涼野にいじられることが…嫌じゃないんですよね。」


曽川「そっか。」


村上「俺…やっぱりあいつに甘いんかな…」


曽川「激甘だね。」


村上「ハァ…もっと先輩らしくせなあかんのになぁ…」


曽川「あははっ、いいんじゃない？そのままで。」


村上「…そう…ですね！」


曽川「さてと、涼野くんが帰ってきたら収録再開するか！」