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Everlasting Love

第52章 まーくん



相葉「ごちそうさまでした!」


聖輝「お粗末さまでした!」


相葉「ひゃあ〜お腹いっぱい!」


聖輝「さすがに作りすぎちゃった…」


相葉「う〜ん、俺の胃袋がもうちょっと大きかったら全部食べられたのになぁ…」


聖輝「いやいや、半分食べてくれただけでも十分だよ?」


相葉「そう?」


聖輝「うん、まーくんが美味しそうに食べてる顔が見られてよかった。」


相葉「聖輝…」


聖輝「ねぇまーくん…今日は帰る?それとも…泊まる?」


相葉「そうだなぁ…」


ギュッ


相葉「この1日を大切にしたいから…泊まる。」


聖輝「んっ…分かった…」


相葉「次の日からは…普通に戻るんだね…」


聖輝「…寂しいね……」


相葉「うん…寂しい……」

寂しい…

まーくんから離れたくない…

ギュッ


相葉「聖輝?」


聖輝「……。」


相葉「……。」


僕はまーくんの腕を離さなかった。


いや、離したくなかった。


この腕を離すと、まーくんが何処か遠いところへ行きそうな気がしたから……

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