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Everlasting Love

第52章 まーくん



相葉「よし!じゃあ泡風呂の素を入れて…」


聖輝「泡風呂なんて久しぶり…」


相葉「俺も小学校以来だなぁ〜」


聖輝「んふふ、楽しみだね。」


相葉「うん!」


ブクブクブク……


聖輝「わぁ〜泡がいっぱい♪」


相葉「あひゃひゃ!遊ぼ遊ぼ!」


聖輝「わぁ〜い!」


相葉「イェーイ!」


聖輝「見て見て、シャボン玉♪」


相葉「あぁ〜!それも懐かしい!」


聖輝「フゥー…」


ふわふわ…


相葉「綺麗……」


聖輝「うん……」


相葉「何か子どもに戻った気分だなぁ〜」


聖輝「えっ?」


相葉「だってアラサーの俺が泡風呂だよ?普通だったら考えられないもん!」


聖輝「そう?いくつになっても泡風呂は楽しめると思うけど…」


相葉「ううん、それは聖輝と一緒だから自然なんだよ。」


聖輝「えっ?」


相葉「想像してみてよ、アラサーの男が1人で泡風呂してる姿…」


聖輝「アラサーの男が1人で泡風呂……」


「「……。」」


相葉「…どう…?」


聖輝「…ちょっと…変…かも…」


相葉「でしょ?!やっぱり気持ち悪いよね!」


聖輝「うっうん…」


相葉「それにさ…更に想像してみてよ、村上が1人で泡風呂している姿を…」


聖輝「えっ…村上さん…?」

村上くんが…泡風呂……?

聖輝「……。」


相葉「……。」


「「……。」」


村上『泡風呂や〜きゃはは〜♪』


聖輝「ゔわっ?!気持ち悪い!!」


相葉「ゔぇっ!!吐き気する…!!」


聖輝「あぁ…あの鬼瓦が泡風呂なんて…犯罪だよ!!」


相葉「ゔわぁ…マジで気持ち悪くなってきた…」


聖輝「もぉ…せっかくのムードが鬼瓦のせいで台無しだよ…」


相葉「だよね…ごめん!」


聖輝「ううん、まーくんは悪くないよ!悪いのは全部鬼瓦なんだから!」


相葉「あひゃひゃ!そうだね!」


聖輝「もぉ…鬼瓦のこと忘れないと…」


相葉「そうだね〜!」

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