無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

聖輝「こっ…ここですか…？」


大倉「えっ、もう既に怖いねんけど…」


僕達が行く病院は、それは昔から建てられてそのまま放置されたと言ってもいいほどボロボロな状態だった。


横山「もぉ…本間に俺も行くん…？」


大倉「行かなあかんやろ。」


聖輝「僕達の仲間ですからね！」


横山「えぇ〜…俺関係ないのに！」


聖輝「じゃっじゃあ…横山さん最初に入ってください！」


横山「は？何で俺？」


大倉「ここは最年長が先頭やろ。」


横山「いやいや！罰ゲーム組が先に行けよ！」


聖輝「えぇっ？！やだやだ！！」


大倉「ほら！早く行ってよ！！」


横山「嫌やって！！お子ちゃま行け！！」


聖輝「やだ！！絶対やだ！！」


大倉「進行役やろ？ほら案内してよ！！」


横山「無理やって！！」


聖輝「じゃっじゃあ…ジャンケンしましょ！！」


大倉「ええよ！負けた人が先頭な！」


横山「俺関係ないのに……」


聖輝「いっいきますよ…最初はグー！」


「「「ジャンケンポン！！」」


横山「うわっ最悪や！！」


大倉「よかったー！！」


聖輝「横山さん、早く入ってくださいよ♪れ


横山「もぉ……入るで…？」


カチッ


横山「うわっ…めっちゃ怖いねんけど…」


大倉「気持ち悪…」


聖輝「ボロボロですね……」