
Everlasting Love
第54章 初恋
僕の初恋は中学3年生の春だった。
新学期だということで、教室全体がにぎわっていた。
桂一「いやぁ〜、まさか3年で3人一緒のクラスになるとはな。」
優誠「本間それ!めっちゃついてるよな!」
聖輝「やったね!」
僕は親友の優誠と桂くんと同じクラスだった。
2人とは幼なじみで、小さい頃からずっと一緒に遊んでいた。
桂一「ハァ…麻里子と同じクラスになれへんかった〜」
優誠「ええやん、俺達が彼女の代わりに愛を送ってやるぜ?」
聖輝「チュ〜♡」
桂一「うわぁっ?!やめろやっ!!」
「「あはははっ!!」」
親友と一緒にいられる。
これだけでも十分楽しかった。
でも、この年は僕にとって…
一生忘れることのないメモリーとなった。
